龍島院は、室町時代(天授年間)新潟県村上市耕雲寺七世審岩正察和尚により開山いたしました。その後当院八世洲山鱗芸和尚の時、寛永三年八月十七日(1627)、京都にて永眠した柴田刈田三万石城主伊達宗高公(政宗公七男・二十歳)の遺骸を当院に葬って以来、 伊達家より寺領として知行を賜りました。
当院は伊達家の菩提寺となってより、隆盛をきたしましたが、二度火災に罹り山門以外の建物を消失しました。その後、檀信徒の協力により堂宇が再建され、現在に至っております。
● 北国八十八ヶ所霊場 第十一番札所
● 柴田三十三観音霊場 第二十二番札所 (東禅寺19世住職内嶋大哲老師選定)
龍島院36世住職: 丹羽貴道 平成26年12月1日 就任